2019年最も感銘を受けた本です。著者の星渉さんをフォローし、いつも励まされています。
夢を実現するために必要な言葉や気付きが沢山ある本です。
神メンタル 「心が強い人」の人生は思い通り
心が強い人は「今の自己評価」ではなく、目標達成した「未来の自己評価」で生きているからです。つまり、 何でも上手くいく人は、未来の自分で今を生きている
そして「保有効果」とは、「自分が持っているもの(この場合は1万円)を実際の価値よりも高く見積もってしまう」という心理現象です。 大抵の場合、 私たちはすでに手にしているものを実際よりも約2倍は高い価値で見積もるといわれています。 つまり、自分が持っている1万円は2万円と同じくらいの価値があると感じる、ということ。
「現状を維持しようとすること」、つまり「今のままでいようとすること」がほとんど なのです。 「損失回避の法則」や「保有効果」が働き、「今の状況でも別にそこまで悪くないのに、わざわざ変える必要があるのか?」といった具合に、無意識のうちに行動するのが面倒に感じてしまう。 これが、毎日の選択や行動を変えられない最大の理由です。
これは「確証バイアス(偏見)」 といい、「今のままの自分が正解」という確証=確かな証拠を集めてそう思い込むのです。
自分を変えられない理由が「今の自分を捨てられないから」ということであれば、「今の自分を捨てれば」、つまり「これまでの毎日と違う選択と行動をすれば」、あなたの人生は確実に大きく変わる ということです。
人生の9割はメンタルで決まります。 心が強い人、不安に強い人は大抵、何をやってもうまくいく。
「どんな願望であっても、実現するために必要なことは、もう決まっている」
【思い通りに生きる公式】 現実(未来) = ①目的地 × ②手段 × ③メンタル
実は この「目的地の設定」、 99・9%の人が設定の仕方を間違えている のです。 いや、間違えているどころか、自分が実現したいと思っていることが〝絶対に手に入らない〟ような設定 をしています。
あなたという飛行機が目的地に正確にたどり着くためには、 ①「ここ以外ない」というくらい目的地を明確に設定すること ②目的地から常に目をそらさない(忘れないようにする)こと
あなたが実現したいことを実現する手段は「考えて作るもの」ではなくて、「自動的に見つかるもの」なのです。
自己評価が低いままだと「自分にはできるわけがない」という発想が先行し、適切な手段を見つけようとしない場合がほとんどです。
「自分ならできて当然」「自分がやらなければ誰がやる」と思っているのか? 「自分にはできない」「自分にはまだ早い」と思っているのか? 前者と後者の自己評価では、どちらが行動に移せて、どちらが踏みとどまってしまうかは、一目瞭然でしょう。
あなたが変えるべきは、メンタル=自己評価である。
あなたは、生きていく上であなた自身の脳が最優先に考えていることを理解していますか? 生きていく上であなたの脳が最も大切にしていること……。 それは、「死なないこと」 です。 つまり、あなたの脳は「(あなたの)生命の維持」を最優先に考えている。 ですから、あなたが「今、生きている」のであれば、脳はあなたが何か新しいことを始めようとしたり、何かにチャレンジしようとすると、あなたが変化しないように、あの手、この手を使い全力でジャマをします。
その人たちが、自分が実現したいこと、叶えたいことにつながるチャンスや機会を察知する能力に 長けていたからです。 他人からすれば気がつかないようなチャンスに気づくことができた。 これが「目標達成」「夢の実現」「偉業」「成功」の大きな理由です。
「あなたに見えているものは、すべてあなたの自己評価に基づいている」 裏を返せば、もしあなたが何かを成し遂げたい、何かを実現したい、自分を変えたい、収入を上げたい、結婚したい、幸せになりたい……などと思っていても、それを実現するにふさわしい自己評価を持っていない限り、先ほどの実験の黄色いもののように、チャンスや機会を察知・認識することができないわけです。
「あなたが何を実現したいのか」「何を手に入れたいのか」が明確にならない限り、自己評価の設定はできないのです。
悔いのない人生を歩む。そのためには〝いつ死んでもいい〟と思えるくらい、自分の人生の時間を自分がやりたいと思うこと、楽しいと思うことだけに注ぐ。
私たち人間が得ている情報量の割合は、視覚が 87%、聴覚7%、触覚3%、嗅覚2%、味覚1%と、圧倒的に視覚からの情報を多く得ています。 そのため、あなたの5年後、3年後、1年後、半年後の完成図を「視覚に訴える」ことが、あなたの脳に対して最も有効だということです。 そう、あなたの完成図は「画像」 であるべきなのです。
「何度も何度も、脳に繰り返して送られる情報」です。 何度も何度も脳に同じ情報が送られてくると、海馬は「これは生きていく上で不可欠な情報にちがいない」と勘違いを起こします。つまり、何度も脳に情報を送ることで「これは生死に関わる重要な情報なんだぞ! 記憶に残さないとヤバいぞ!」と、海馬をだますわけです。
結論から先にお伝えしましょう。 「新しい習慣を作りたいのであれば、 すでに習慣になっているものに付け加える だけでOK」
フォーカスする頻度が減るため、増長しなくなるということなのです。 「不安になったっていい」 「緊張したっていい」 「人間だからそう感じて、当たり前だよ」 このように 自分を認めてあげる ことが、不安や緊張を取り除く最もよい対処法なのです。
「1つの問題を何度も何度も頭の中でリピートするという癖があるから」 です。
鏡の中の自分に、「今日もいい表情をしているね!」「今日もよく頑張った!」「無理してない?」などと話しかけることで、あなたのメタ認知能力は鍛えられます。 ただし、鏡の中の自分に話しかける時は、くれぐれも周りに人がいないかを確認しましょう。
ある調査では、私たちが目の前の出来事、つまり「今」を生きていない時間は、1日の 43%もある という結果が出ています。 1日の4割以上の時間を使って、もう過ぎ去った過去の出来事や、まだ起きてもいない未来の出来事のことを考えているのです。これでは感情が安定するわけがありません。
自分で自分自身を認め、または他の人の役に立つことを実感して「承認」を実感し、付き合う人を選ぶことで「つながり」を満たし、自分を成長させることや新しいことに「挑戦」してみてください。 その時に、あなたは「本当の安心」を実感することになるでしょう。
どういうことか? つまり、 自分の身に起きた出来事は、よい出来事でも、悪い出来事でも、「反射的に」つまり「意識することなく、機械的に」、「よい出来事」だと捉えられるようになっているのです。
心が強い人は、どんな出来事が起きてもまずは「ラッキーだ」「ツイてる」「感謝する(ありがとう)」と反射し、 自動的にその出来事の「ラッキーな部分」「ツイてる部分」「感謝すべき部分」を探し始める のです。
一方の「嬉しい」と感じた人は、「批判」を〝よい出来事〟として見て、「ああ、ついに自分も、アンチができるまでの認知度になったな」と捉えたのでしょう。 このように、起きた出来事に対して意味づけをすることを、心理学の言葉で「フレーミング」 といいます。「
そう、「神メンタルを持つ人」とは、「ブレない強靭な精神力を持つ人」のことではなく、すべての出来事から「考えることなく」「自動的に」よい意味を見いだすことができる人のことをいうのです。すべての物事によい意味を見いだすことができるのですから、心が折れることはありません。
方法はたった1つだけです。 それは、「ラッキー」「ツイてる」「ありがとう」と、どんな出来事に対してもよい意味を見いだすフレームの〝言葉〟を口にしてしまうこと です。
私が最初に口癖にしたのは、「ツイてる」という言葉でした。「〝ツイてる〟といっていれば自然によい出来事を引き寄せられる」といった非現実的なことではなく、心理学やNLPなどで教える、人間の脳の仕組みを学んだ上での結論です。 「人間の脳は自分が設定した理由を探す力がある」
結局は、「忘れない工夫」をする人が自分が実現したいことを手にしている
試してみたいと思ったことを見つけたら即実行。 これが、忘れてしまうことへの対策の1つとなる
同じような生い立ち、同じような学び、同じレベルの知識を持っていたとしても、自分が実現したいことを叶えている人とそうではない人に分かれるのが現実です。 いや、分かれるというより、自分が実現したいことを叶えている人のほうが、圧倒的な少数です。 なぜ、そのようなことになるのか。いったい何が違うのか? それは自分自身がこれまでの人生の中で得た知識の量と、その知識が自分のものとなっている量が関係しています。 どんなに知識量が豊富であったとしても、〝知っているだけでは意味がない〟 ということ
知識の5深度の最深度、5段階目は「教えられる」です。 自分自身が実現したいこと、変化を起こしたいこと、手に入れたいことを手にするために本書で得た知識を、人に教えてあげてください。 人に教えていると自動的にあなたは、本書で書かれていることを実践するようになり、気がつけば1つずつ、手にしたいことを手にしていたという状況になる
「今日から、自分の人生の時間はすべて、自分の好きなことだけに費やす」 そう決めてしまえばいい。あなたの時間は限られている。誰かの人生を生きて、無駄に過ごしてはいけない。あなたの心の声を遮る周囲の雑音にとらわれてもいけない。あなたが幸せになる権利は誰にも奪えやしないのだから。