Contents
著者
認知科学者として有名な苫米地先生の本です。
本の内容
この本ではゲシュタルト能力(ばらばらに存在するものを統合して、新たな価値を生み出す能力)を高めることが、これからの時代に必要になってくるということを述べています。
ゲシュタルト能力とは?
ココがポイント
これからの時代に仕事で成功するために必要なのは独力で新たな価値を生み出せる知的な能力であり、低い抽象度でばらばらなものを抽象度を上げて一つの整合性のあるものに変える
そういった「ゲシュタルト構築」はいわゆる製造業と同じことですが、一部の海外の国(日本も含む)はそういった製造業を捨て、経済破綻が起きている。
ではゲシュタルト能力を高めるには?
ココがポイント
高い視点からより広い情報空間 を 俯瞰 できるようにするトレーニングを積むこと
今「○○であるべきだ」と思っていることは単なる思い込みが多いのかも?
仕事が全てだと思ってない?
仕事は人生の一部に過ぎない
逆に、仕事ができない同僚を「価値の低い人間」扱いしてしまったことはないでしょうか。 仕事で失敗したとき、「自分はダメな人間だ」と思ってしまったことはないでしょうか。 こうした感じ方、考え方は、偏っている
ココがポイント
仕事は人生の十分の一程度のウェイトでOK。うまくいかなくたってどうということはない。
いいお金の使い方とは?いい買い物とは?
著者おすすめの使い方:大学院進学に貯金を使うこと
これはいい「買い物」です。教育サービスを買って、自分に投資をしましょう。ゲシュタルトメーカーになれることを考えれば、投資効率は圧倒的に高いです。
資産形成してみよう!
コレがおすすめ
古書、ギター、おもちゃ、切手、レコード、スニーカーなど、あなたがもしなんらかのマニアなら、自分の専門分野を中心に「資産形成」をしてみる
楽しい人生とは?
楽しいことをしているから楽しい人生になるというのが実際のところ
したがって、楽しいことをたくさんすれば楽しい人生は実現します。
人生は一度しかない!!すべての人が自由な人生を生きる権利があるのですから、嫌なことをするよりは、好きなことをやったほうがいいに決まっている。
もちろん、仕事が好きな人は思いっ切り仕事をすればいい。
やりたいことをやってさえいれば、人生は楽しい。働いて金を稼いでいなくても自信を持てるし、恋人や結婚相手もほしければ見つかる。生きていく道も自然に開けてくる。そもそも、すでに人類は競争を必要としないだけの豊かさを達成している。
本当にやりたいことがないのか?
最近ではそのやりたいことが見つからない人が多いと言われます。目的を喪失した若者が増えているというのです。 けれども、やりたいことが見つからないというのはウソでしょう。 本当はやりたいのに「できるわけがない」と思い込んでしまい、「やりたい」という気持ちを抑制しているだけなのでは?
四十歳までは「仕事より勉強優先」でいい ?!
とはいえ、好きな事をやって生きて行くのに不安がある場合は?
不安になりやすいのは、医学的に言うとセロトニンが出づらい状態になっているからです。
即効性があって簡単なセロトニンの出し方って?
セロトニンには、強い情動の後に分泌するという性質があります。とにかく強く感情が動けば、抑制物質としてセロトニンが出てくるようになっています。
たとえば、、めちゃくちゃに怖いホラー映画を観る
ここで起きる情動は、強い恐怖です。ギャーッと叫んだりすればより効果的。見終わった後にはセロトニンがどんどん分泌してきます。 部屋で一人でDVDを観るのは怖すぎるという人なら、お化け屋敷に行くという手も?
情動の種類は問わないので、普通に楽しいことをして笑ったり、腹が立ったら思いっ切り怒るのでももちろんかまいません。ただ、ホラー映画作戦は一人でも実行しやすい上に、周囲に迷惑もかけにくいので特におすすめです。 とにかくのびのびと感情を動かすことを心がけましょう。
【実践すること】
①勉強に1年間で10万円自己投資する。
②自分の好きなことで資産形成する。