愛猫のためにできる限り最高のご飯を与えたいと思う飼い主さんも多いのではないでしょうか(ΦωΦ)
かかりつけの獣医さんは、個々のライフスタイルと病状に基づいてそれぞれの猫ちゃんが必要とする食物の量と種類を決定するために色々なアドバイスをくれると思います。
そこで今回は、猫ちゃんのご飯について覚えておくべきいくつかの一般的な事をまとめてみました♪
Contents
猫の食事は基本どんなもの?
猫は基本的には肉食動物です。他のものも食べられますが、肉を食べないと生き残れません。
それは彼らがどのように進化したかに関係しています。猫の消化管とシステムは肉用に設計されており、猫の体は自分で特定の栄養素を作ることができないそうです。そのため、猫に餌をあげることになったとき最初に心に留めておくべきことは、猫が菜食主義者やビーガンになることはできないということです。
さらに、猫はもともと砂漠で進化しました。そのため、彼らの体は節水に長けていました。実際、野生の猫の水分需要のほとんどは、獲物を食べることで満たすことができます。猫の喉の渇きは少なく、それは飼い猫にとって問題になる可能性があります。飼い猫は獲物から水を得ず、食事のためにドライフードを与えられることが多いですよね。より多くの水を飲ませなくてはなりません。野生の猫は停滞した水源に警戒するように進化したため、噴水のような形でお水をあげられると理想的かもしれません。缶詰やウェットフードを与えることもよいでしょう。注意しなくてはいけないことは、現在の室内飼いの猫ちゃんは常に十分な水分を摂取できるとは限らないため、腎臓病にかかりやすい可能性があるということです(・_・;)
猫は臭いがする食べ物が好き
猫の食生活は、嗅覚に直結しているようです。食べ物の匂いがするほど、よりよく食べるでしょう。そのため、愛猫が好き嫌いをしていると感じる場合は、缶詰を温めて臭いを増やそうとするとよいでしょう。温かい減塩チキンなどをキャットフードに加えることも役立ちます。
残念なことに、鼻孔を塞ぐ鼻水を生成する気道感染症など、鼻に関連する病気を患っている猫がよく食べない理由でもあります。温かく湿った布で鼻の詰まりを取り除くと、子猫が食べ物のにおいを嗅ぐことがよりできる可能性があるため、ご飯をもっと食べてくれるようになるかもしれません。
猫は牛乳を必要としない
猫は生後約3か月になると、乳糖不耐症になります。牛乳には必要な栄養素がすべて揃っているわけではありませんし、もっというと、牛乳を飲んで猫ちゃんが病気になる可能性があるようです。猫ちゃんは牛乳が好きかもしれませんが、栄養素として必要なわけではないのです。
生物はどうか?
飼い猫は、生物を食べるのに適していません。細菌感染症にかかりやすくなってしまう可能性もあります。
家庭料理は猫に良い?
状況によっては、特にアレルギーやその他の病状が進行している場合は、自家製の食事が猫にとって良い場合もあります。
ただし、自家製の食事は細心の注意を払って準備する必要があります。そうしないと、子猫がすべての適切な栄養素を摂取できない可能性があります。飼い主は常に獣医栄養専門家によって作成されたレシピに沿うことが求められますし、猫は獣医さんによって適宜診てもらう必要があります。
では愛猫に何を与えるべき?
高品質なキャットフードはあなたの猫のためには最もよいというのは間違いないかと思います。ドライ、ウェット、またはゼリー状などの食品を与えることができますが、清潔で新鮮な水を常に利用できるようにする必要もあります。また、前述のように、ドライフードを摂取する猫ちゃんは、水の消費量を特によく見てあげる必要があります。さらに、猫ちゃんに適切なライフステージの食事を与えているかの確認も必要です。たとえば、子猫にシニア向けのキャットフードは食べさせるべきではないですし、猫ちゃんがどのライフステージにいるかわからない場合は、獣医さんに確認してみてください。(一部の猫ちゃんは特定の病状のために処方箋や特別な食事を必要としますのでそれも獣医さんに確認してみてください)
どのくらいの頻度で猫にフードをあげる必要がある?
一般的に、ほとんどの猫ちゃんは、1日を通して複数回少量の食事を与えられたときが最も調子がよいようです。猫ちゃんが自由に餌を与えると、体重が重くなりすぎる可能性が高くなります。また、猫はハンターなので、毎日の食べ物を少量に分けて隠して「狩り」をさせるのもよいかもしれないです。飼い主が日中忙しくても、猫ちゃんは狩りができていれば、退屈とストレスを減少させ、猫ちゃんの本能を満足させる手助けになるでしょう。