こんにちは!研究員1です。
現在2歳児の長女をモンテッソーリ幼児教室に通わせて1年以上が経ちました(^o^)(次女は通い始めて3ヶ月目です♪)長女が自分でできることが増えてきたのが通って3-4ヵ月経った頃。私たちがまだまだできないと思っていた一人での着替えやご飯を運ぶなどの行動を自発的にやるようになりました。もちろん失敗することも多いですが、こちらもとりあえず自分でやりたいことは見守ろう、と手を出すのを我慢しています。
まだまだ赤ちゃんではありますが、モンテッソーリ教育の効果を感じる今日このごろ。
そもそも私が長女をなぜモンテッソーリ幼児教室に通わせようと思ったのか、というと藤井聡太棋士がモンテッソーリ園に通っていたとなにかの記事で読んだのがきっかけです。
そこで今回の記事ではモンテッソーリ教育を受けたとされる有名人・著名人をまとめてみたいと思います!




そもそもモンテッソーリ教育とはどんな教育法?
モンテッソーリ教育(Montessori education)は、イタリアの医師で教育者であるマリア・モンテッソーリ(Maria Montessori)によって開発された教育方法です。モンテッソーリ教育は、1907年に最初に開発され、以来、世界中で広まり、多くの教育機関で採用されています。この教育方法は幼児期から小学校までの幅広い年齢層に適用され、独特の教育理念とアプローチを持っています。
モンテッソーリ教育の主な特徴
- 自己主導的な学習: モンテッソーリ教育では、子どもたちが自分から学び、自分で課題を選び、進行させることを重視しています。教師はガイドとしてサポートを提供し、環境を整えますが、子どもたちが自分のペースで学びます。
- 準備された環境: モンテッソーリ教育では、子どもたちが探究し学びやすいように特別に設計された教育環境が整備されます。教材や道具は、学びやすく、子どもたちが自分で取り扱いやすいように配置されます。
- 感覚と運動の発達: モンテッソーリ教育は、感覚と運動の発達を重要視し、子どもたちが手を使って学び、物を触れて探求する機会を提供します。感覚的な経験を通じて理解を深めることが奨励されます。
- 個別指導: モンテッソーリ教育は、個々の子どもの個別のニーズや進度に合わせた指導を提供します。子どもたちの興味や能力に応じてカスタマイズされた学習が奨励されます。
- 自己評価: モンテッソーリ教育では、子どもたちが自己評価を行い、自己調整能力を養うことが重要視されます。自己評価は独立心や責任感の発達に寄与します。
- 平和教育: モンテッソーリ教育は平和教育を重要視し、共感や協力の精神を養うために努力します。子どもたちは他の人と調和し、共に学び、共に成長する機会を持つことが奨励されます。
モンテッソーリ教育は幼児期から学齢期までの多くの段階で適用でき、子どもたちの個性と成長に合わせた教育を提供します。この教育方法は、独自の教育哲学とアプローチを持つため、世界中で多くの親と教育者に支持されています。
モンテッソーリ教育を受けた日本の有名人①藤井聡太棋士
経歴
愛知県瀬戸市出身
2016年に史上最年少(14歳2か月)で四段昇段
プロデビューから29連勝
※2023年3月現在
一時期は日本で一番有名な中学生だったのではないでしょうか(*^^*)
藤井聡太棋士は、キリスト教カトリックの保育園で、3・4・5歳児の縦割りの生活、モンテッソーリ教育を基本とした保育を受けたそうです。
モンテッソーリ教育を受けた子どもたちにはどんな効果や影響が出るのかというと、さまざまな教具を使ったモンテッソーリ教育を受けることで、手先が器用になったり、集中力が養われたりすると言われています。また、自立心や責任感を持つという特徴を持ちやすくなるようです。
モンテッソーリ教育を受けたことは、藤井聡太棋士が将棋に情熱を持って取り組み、結果を残している姿からもポジティブに作用していると確信できますね。
モンテッソーリ教育を受けた日本の有名人②卓球の平野美宇選手
経歴
山梨県中央市出身
3歳5カ月で卓球を始める
東京オリンピック女子団体で準優勝
卓球女子団体銀メダリストの平野美宇選手も山梨県のモンテッソーリ園である峡南幼稚園に通われていたそうです。
こちらの園は生活教育、感覚教育、言語教育、数教育、文化の導入などを教育内容に含んでおり、本格的なモンテッソーリ教育を行う園であることが伺えます。
モンテッソーリ教育については「整備された環境の中で子ども一人ひとりの意思を尊重する自由保育形態をとる教育法です。子どもの自発性と主体的な活動を通して、ゆたかな人格を育てます」と語られています。
モンテッソーリ教育を受けた海外の有名人①Google創業者のセルゲイ・ブリンとラリー・ペイジ
言わずと知れた大企業Googleの共同創業者であるセルゲイ・ブリンとラリー・ペイジもモンテッソーリ教育を受けています。
ラリー・ページとセルゲイ・ブリンは、インタビューなどで成功の秘訣を聞かれると、かならず幼いころにモンテッソーリ教育にふれたことをあげているそうです。
また、Googleの「1週間(月~金)のうち1日は自分の仕事以外のことに取り組もう」という20%ルールは、自発的に何かを学んでいくというモンテッソーリ教育をモデルにしています。
セルゲイの経歴
ソビエト連邦モスクワに住む東欧系ユダヤ人の家庭に生まれる
スタンフォード大学にて計算機科学の修士課程に進む
ラリー・ペイジとスタンフォード大学在学中に知り合い、スタンフォード大学の博士課程を休学し、1998年に Google 社を共同設立
ラリーの経歴
アメリカ合衆国ミシガン州ランシングに生まれる
修士号を取得した後スタンフォード大学を休学し、セルゲイ・ブリンと1998年にGoogle社を共同設立
グーグルの組織再編に伴い新たに設立された持株会社・Alphabet社の最高経営責任者に就任
ラリー・ペイジの両親は、幼少期の息子をモンテッソーリ教育の学校に入れることを選びました。実際、ラリー・ペイジも「ルールや慣例にとらわれず、自発的に行動し、世界で起きていることに関心を持つトレーニング」を受けたことが自身の仕事に影響を与えていると語っています。
モンテッソーリ教育を受けた海外の有名人②「アンネの日記」の著者アンネ・フランク
経歴
ドイツで生まれる
ヒトラーのユダヤ人迫害が始まり、ドイツからオランダ・アムステルダムへ移住
アムステルダムのモンテッソーリ小学校の付属幼稚園にアンネは通い始めた
モンテッソーリの教育本部がアムステルダムに設置されているため、首都アムステルダムだけでも24校ものモンテッソーリ・スクールが設立されている。
アンネは常に誰かに何かしらの疑問を投げかける好奇心旺盛な子どもだったといいます。そんな彼女に対しモンテッソーリ幼稚園は、規律で縛ることなく、自由な時間をたっぷり与えてくれたとのこと。もしこの頃にアンネの個性を潰されてしまっていたら、彼女は「アンネの日記」であの稀有な創造性を発揮できていなかったかもしれないですね。
モンテッソーリ教育を受けた海外の有名人③バラク・オバマ前大統領
経歴
1961年8月4日、ハワイ州ホノルルに生まれ
2009年1月20日に、初のアフリカ系、有色人種、ハワイ生まれの大統領となる
2009年12月にノーベル平和賞を受賞
オバマの任期中にアメリカ合衆国の海外での評価は大幅に向上
オバマ前大統領も、モンテッソーリスクール卒業生です。
モンテッソーリ施設を訪問した後で行ったスピーチでは、「米国のすべての子どもたちに、質の高い幼児教育を保障したい。」と語っていることから、オバマ大統領が幼児教育を重要視していることが伺えます。
スピーチの中で更に、オバマ大統領は「質の高い幼児教育に1ドル投資すれば、あとで社会に7倍のリターンとして返ってくる」と、幼児教育の大切さを訴えていました。
モンテッソーリ教育を受けた海外の有名人④シンガーソングライターのテイラー・スウィフト
経歴
米国ペンシルベニア州生まれ、その地でモンテッソーリ教育を受ける
2004年、15歳でデビュー
グラミー賞を計11回受賞している
自身が通っていたモンテッソーリ園に多額の寄付もおこなっており、園にいた当時から歌うのが好きな子だったみたいです。
モンテッソーリ教育を受けた
海外の有名人⑤Amazon創業者ジェフ・ベゾス
経歴
AmazonのCEOであり、世界で最も裕福な人の一人
幼い頃、ニューメキシコ州アルバカーキのモンテッソーリ学校に通う
1986年にプリンストン大学で電気工学とコンピュータサイエンスの学位を取得して卒業し、その8年後にオンライン小売業「Amazon.com」を設立し、20年の間に彼の純資産は16億ドルから推定1640億ドルになったそうです・・!
ベゾスの目標は、質の高い早期教育の機会を得られないマイノリティや低所得者層のコミュニティに早期教育を提供することであり、これはモンテッソーリ教育の創始者マリア・モンテッソーリと共通している部分がありますね。