こんにちは♪当ブログを読みに来てくださりありがとうございます。
親として、子どもの発達が順調なのかな？と気にかかることってありますよね。子供がアートやライティングの面で到達すべきベンチマークはどんなものなのでしょうか？今回の記事では、書き取りからスペルまで、子供たちが歩む段階を整理してみたいと思います！
書き方や描き方のさまざまな発達段階についての知識だけでなく、どの年齢や段階でも、子供が書き方/描き方を伸ばすためにサポートできる方法について、実践的なアドバイスも記載することを目指しました！
らくがき段階（1~2歳位）
子供がらくがき段階（The Random-Scribbling Stage）に入るとき、異なる形、質感、書くことの動作を学びます。これは、運動能力や手と目の協応の発達における大きな転換点です。
この段階の子どもたちは、一般的に水平と垂直の両方に落書きします。また、円や曲線を描いたり、見たことのある印刷物や他の形の文字を真似て線を引いたりすることもあります。クレヨン、鉛筆、マーカー、チョークなど、さまざまな筆記用具を使う練習を続けるうちに、線や形を描くときの筆圧を変えていくこともあります。
2歳くらいになると、まだ字が読めなくても、自分の書いたものをよく見て、音や言葉で感想を言うようになることがあります。また、この時期には、描かれたものを物理的な世界にあるものと関連付けることもよくあります（図工で作ったものがおもちゃに似ている、など）。 らくがき段階では、まだスペルや文の構造を理解しているわけではありませんが、自分自身が書いたもの・描いたものをより注意深く観察することになるため、早期識字能力の発達において重要な過程です。
描く前の段階（3~4歳位）
描く前の段階（The Pre-symbolism Stage）では、絵を描く前に、その絵についてコメントしたり、絵の中にある面白い部分を指摘したりして、親子で一緒に楽しむのがよいと思います。
この段階では、子どもの絵や文章の能力が格段に発達し始めます。この段階では、子どもは一般に、ランダムな落書きや描画から始まり、作成したものよりも作成する過程に焦点を当てます。これは、18か月から4歳頃までの間に多く起こります。落書きはランダムな線の束のように見えるかもしれませんが、実は発達の進捗状況や興味について多くのことを教えてくれます。よく見ると、何を考えているか、何を描こうとしているかによって、絵の大きさや模様が違っていることがあります。
この時期になると、自分の名前を書いたり、数字や文字に似た形を描いたりと、身の回りにある文字を再現することで、読み書きの理解度を表現することも始まります。単語や文字が増えるにつれて、落書きが家の形をした建物や電車の線路など、より識別しやすいオブジェクトに変わっていきます。
特に下記のよう本格的に描く前のスキルを練習し続けていると、学齢期（4、5歳）に入ったときにきれいな字を書くために欠かせない手の小さな筋肉をよりコントロールできるようになります。
- 線の内側に色を塗る
- フィンガーペイントで質感を楽しむ
- はさみで紙を切り分ける
文字の認識段階（4~5歳位）
文字の認識段階（The Letter Recognition Stage）では、子どもは4～5歳で、文字というものに基本的に慣れ、促されたら名前を言えるようになっているはずです。親が、看板やラベル、乗り物、その他の物などで頻繁に文字を認識させてあげると、さらに認識を強化することができます。
円、渦巻き、線などの形を作るという、繰り返される動作の結果を楽しむようになります。
この段階では、韻や理由のない単語を書き写すことや、ランダムに絵を描くことなど、書くスキルを観察し、真似るための十分な時間が必要でしょう。間違えてもいいんです。子どもは間違いから学ぶのだということを忘れず見守ってあげてください。
象徴の段階（5~6歳位）
この段階では、お子さんは形を認識し始めますが、まだペンのコントロールに苦労することがあります。文字や単語を書き始めると、この時期の焦点は、書く技術を完成させることよりも、書くことの概念を理解することです。
お子さんは、たとえ正しく書かれていなくても、（数字や文字などの）記号が言葉の音や意味を表していることを次第に意識するようになっており、これは、後の段階への重要な積み重ねです。このプロセスでは、お子さまはご家庭で次のようなちょっとしたアクティビティを試してみるとよいでしょう。
- 文字の認識に関連する教育的なゲームをする
- 正しい文字の書き方の練習をする
- 音節の韻を踏むなど、音声の概念を導入する
聞いたり読んだりした話や出来事を絵にしたり、紙を本にして自分の話を口述筆記させたりして、書きながら創造性を刺激するのもよいです。完璧を求めず、上達を見守る。続けていくと、子どもに芽生えた創造性が、絵や物語、解釈の中で形になっていくのが見られるかもしれません。
発達段階が進むにつれて、子どもたちの書く力はより高度になり、書き取りから綴りへと驚くべきスピードで変化していきます。子どもの可能性を最大限に引き出すには、子どもが自然に成長できるように、自由な発見と遊びの機会をたくさん与えることが大切です。
創造的プロセスに積極的に参加するよう促すことで、成功した作家や芸術家に成長するために必要なツールを与えることができます。
こどもの自由な表現の機会を十分に提供することで、子どもは芸術や文章を通じてコミュニケーションを形成する多くの要素を発見し、習得することができます。大人との豊かな会話や、さまざまな筆記用具に触れることで、絵や文字を使った物語の作り方や、効果的なコミュニケーションの取り方を学び、子どもたちのリテラシーレベルを高めていきましょう。
